大地(だいち)がめくった20億年(おくねん)の絵本(えほん)
ソラとコンドルのコロがグランド・キャニオン国立公園で岩の本を開くを体験している場面1 / 10
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岩(いわ)の本(ほん)を開(ひら)く

アメリカ南西部(なんせいぶ)アリゾナ州(しゅう)を流(なが)れるコロラド川(かわ)の谷(たに)に着(つ)くと、ソラとコンドルのコロは足(あし)を止(と)めました。赤(あか)や金(きん)の岩壁(がんぺき)が谷底(たにぞこ)まで重(かさ)なり、細(こま)いコロラド川(かわ)が光(ひか)っていました。地質学(ちしつがく)と先住民(せんじゅうみん)の物語(ものがたり)が同(おな)じ谷(たに)に重(かさ)なるという合図(あいず)を、風(かぜ)がそっと運(はこ)んできます。ソラは地図(ちず)の上(うえ)で山(やま)の高(たか)さを指(ゆび)でなぞり、遠(とお)くまで来(き)た人(ひと)の道(みち)のりを想像(そうぞう)しました。目(め)の前(まえ)の景色(けしき)は、自然(しぜん)と人(ひと)の時間(じかん)が同(おな)じ場所(ばしょ)で重(かさ)なった一枚(いちまい)の絵(え)です。

もうひとつの手がかり!

地図(ちず)で場所(ばしょ)を確(たし)かめると、遺産(いさん)は遠(とお)い国(くに)の点(てん)ではなく、山(やま)や海(うみ)とつながる暮(く)らしの場所(ばしょ)だと分(わ)かります。

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